音楽と美食についてとりとめもなく語る部屋

音楽・食事好きな筆者が思うままに、曲やお店を紹介したりなんか語ったりする部屋です。

トゥールーズロートレックとの出会い @アルノーラエール 広尾

仕事の忙しさやらなにやらで2年くらい更新できていませんでしたが、久しぶりに新規のご紹介をしたいと思います。

 

ネタは山のようにあるので、細々と続けていければいいかなあと思っていますが、復帰第一弾は甘味です。

 

洋菓子です。

 

ケーキです!!

 

洋菓子もの第一弾なので、どこを紹介するかは正直迷ったのですが、最近の良き出会いを紹介しようかなと思います。

 

タイトルでもうわかっちゃってますが、アルノー・ラエール広尾さんです。

アルノー・ラエール氏といえばピエール・エルメ氏の弟子で色々な賞も受賞されている一流の名パティシエです。(M.O.Fとか…蘊蓄が知りたければ他を見てください)

 

健康のために長距離歩いてたらたまたま店舗を見つけ、夜入店。

人は私以外いなかったのでラッキーでした。

 

残念ながら外装はとってませんが、外見で良さような店というのはわかる雰囲気。

興味あればほかのサイトを見てください。私は私がおいしいと思ったという評価を投下するのみです。

 

本題はケーキなので早速ケーキをご覧あれ。

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この日出会ったチョコレートケーキ「トゥールーズロートレック」です。

物凄く濃厚なチョコレートケーキなのですが、決して甘ったるくないというのがこちらの特徴で、甘さやビターさが非常に高次元で整えられ、まとまっています。

ヨーロッパ系の食事に多い傾向ですが、複数の味を一つの商品で楽しむ美味しさというのをこの店でも意識されていますね。(たとえばあまじょっぱいとかあまからいとか)

 

濃厚なのにくどくなく、次の一口…次の一口と進めていきたくなる味わい…最高に美味でした。お値段は760円とお高めですが、他の凡百のただ高いケーキと異なり、このケーキには760円払う価値ありと感じました!

 

あと、2品食べましたが、こちらもおいしかったです。

左がモンテ・クリスト、右がフロマージュ・アグリュームという組み合わせで、それぞれ左がベリー系のチョコレートケーキ、右が柑橘系のチーズケーキ。ソースの味とケーキの味がしっかり主張していて、と言いつつ喧嘩せずレベルの高さに感服しました。

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季節ものとか他のものは購入しておりませんが、おそらくオーソドックスなケーキのクオリティは高いのではないでしょうか。

大抵季節限定とか新作は、組み合わせの面白さに手が伸びがちなので、食べてみないとオススメはできないですね。

 

足が伸びた際は是非一度おためしいただければと思います。

 

20世紀最高のピアニスト リヒテル

久しぶりの更新にしてはじめての音楽ネタです!
どうも、わんこです。

激務過ぎてなかなか更新できませんでしたが
ちゃんと生きてました笑。
今日は思わぬ名盤を手に入れたので更新する
モチベーションが出ました!
なので書きます。

今日はタイトルの通り、リヒテルという20世紀
最高の呼び声高いピアニストについてです。

正直な話、自分がサクソフォニストなので、
最初はサックス系の話にしようかとも葛藤しましたが、この感情に身を任せることにしました。

フルネームはスヴァトスラフ・テオフィーロヴィチ・リヒテル(1915-1997)。
独学でピアノを学び、勉強のため入ったモスクワ音楽院では、名教師として名高いネイガウスをして「何も教えることはなかった」と言わしめた、正真正銘の天才です。そして、死の直前まで毎日数時間の練習を辞めなかった努力の人でもあります。
まあ詳細はwikiでも見るか、本を買って読んでください。彼について書かれた著作は数多くあるので色々見てみてください。
彼の精神に触れたいなら「リヒテルは語る」(ちくま学芸文庫?)あたりをアマゾンでポチッとすればよいと思います。

前情報はそこそこに、本日私が手にいれたCDについて書きたいと思います。

知ってる人からすれば、何を今さらと鼻で笑われるような不朽の名盤ですが、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番とチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番の2曲入りのCDになります。
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チャイコフスキーも華やかでかつ厳か、正に名演と言うにふさわしいですが、本当に聴いて欲しいのはラフマニノフです。

特にラフマニノフについては決定版との呼び声高い1959年ワルシャワフィルとの録音で、これは詳しくは聴いてくださいとしか言いようがありません。

1楽章冒頭、考えにくいほどの遅めで重厚なテンポで始まってから要所要所での奇跡的とも言える絶妙な加減速、ダイナミクス、表現。
詳しく説明しようとすればするほどに言葉は陳腐なものに堕していってしまいますが、とにもかくにも
ここまでロマンティックなラフマニノフは他に類を見ません。
ともすれば自己陶酔に取られかねないほど情感豊かな弾きぶりは、しかし彼の神憑り的なバランス感覚によって表現として成立しています。
録音でありながら全楽章を通して、寸毫たりとて
中弛みはなく、聴き手を飽きさせることがない演奏には、ただひたすら驚嘆と感動するばかりです。
3楽章の終結部まで聴き終わったとき、唸らずにいられませんでした。なぜ彼の存命期に、もっと言えば全盛期に立ち会えなかったのかと。

おそらくライブの素晴らしさは録音の比ではないでしょうが、このような素晴らしい演奏をし得るピアニストは向こう100年は出てきてくれないのではないでしょうか。

余談ですが、彼はあらゆる作曲家の作品を得意としていましたが、私は個人的に彼のドビュッシーの演奏が大好きで、1977年のザルツブルクライブのベルガマスクの美しさには言葉が出ません。
これは別の記事で書くかもしれません…。

ご興味あらば聴いてみてください。
長文、駄文にて失礼しました。
読了ありがとうございます。

軍鶏親子丼@バードランド 丸の内

奥久慈軍鶏の焼き鳥で有名なバードランド。
銀座店が本店だが、そちらはミシュランで星も
獲得しているなど実力は折り紙つき!

そんなバードランドの丸の内店はランチで親子丼を
やっているということで足をのばしてみました。

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まず外にはでかい看板が出ていてこんな感じに
親子丼とプリンをアピールしてます。

合わせて2,100円とは高い( ノД`)…

だがそんなところでは怯まないのがわんこクオリティ。ちゃんと親子丼とプリンをがっつり注文しました。懐が…寒くなる…
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まず親子丼ですが、これは確かに奥久慈軍鶏というだけあって美味しい!

軍鶏(雄)と名古屋コーチンロードアイランドレッドの掛け合わせ(雌)から産まれるのがこの品種ですが、やはり肉らしい旨味・弾力性に富んでいるものの柔らかさもある絶妙な肉質は尊いと言うべきでしょう。むね肉も一部入ってましたが全然パサつきありませんでした!

加えて半熟の卵、タレ、三つ葉、香り付けのための山椒によりもたらされる優しい味わいは、親子丼という食べ物を高尚なものに昇華させています。特に山椒はニクい仕事してます。

感想を一言でいうなら、馬鹿旨いとは感じないが気づいたら食べきっている親子丼らしきなにかという感じでしょうか。

合わせの漬け物も味噌汁も繊細な味わいで、バランスを崩さないための配慮が感じられてgoodでした!

プリンについては普通に美味しかったですね。
確りどしっとした濃厚なプリンに合うよう、確り苦味と甘味のついているカラメルソース。一般にみて高水準でしょう。

ただ…しかしながら…全体としては…この奥歯に物の詰まったような書き方で想像はついたと思いますが、割高感がぬぐえないというのが正直な感想でした。

親子丼は市場価格から鑑みて1,200円程度が限度かなと思いましたし、プリンは300円が限度かなと。
(わんこ個人として出したい金額は親子丼1,000円、プリン200円)

ランチとしてはやはり割高です。コスパ的な意味で特に。わんこの尺度としては午後それだけで頑張れるとか、1日幸せな気分でいられるとかでないなら合計額1,000円以上は出す価値がないと思っています。

次からは夜行って〆で親子丼頼むか、昼に親子丼のみ食べに行く感じかなと思います。(親子丼は他で似たようなのを食べられないですし、時たま食べたいくらいには高評価な店です!)

積極的リピート案件として記録はしませんが、有名店ですし、わんこなりのコメントをしておきました。夜行った時にまた書きます。

読了ありがとうございました。

知る人ぞ知る名店くいしんぼー山中

皆さんこんにちは。

わんこです。

真面目な記事一本めがもう既に音楽のじゃない
という突っ込みは勘弁願いたいですが、まずは
衣食住足りて礼節を知るということで、「食」に
関する記事を書きます。

突然ですが皆さんはくいしんぼー山中という店をご存じでしょうか?

恐らく大抵の人は聞いたこともないのではないでしょうか?

場所は京都の中でも大阪寄りの桂、阪急の駅から徒歩15分くらいのところにひっそりと店を構えています。この店に行こうとしなければ、まず旅行中に立ち寄ったりすることもないでしょう。

では一体何のお店なのか。


答えは「ステーキ」です!

ステーキと言ってもただの肉ではございません。
特選の近江牛のみを契約している肉屋から仕入れる
スタイルを取る、超贅沢なステーキハウスです。

筆者も何度か訪ねたことがありますが、とにかく
旨い。ウマい。美味すぎる!

昔ながらの本当に良い、「ごちそう」としてのお肉を食べに行く店です。結構家族連れの方もおり、アットホームというか、こういう高級店にしては全く気取らない感じ……とても良いです(o^-^o)

そんな店です。
前回夜行った時のラインナップを写真でご紹介するとこんな感じになります。
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やっぱりこんな良い肉を使ってるんだから美味しいに決まってますよね✨勿論山中さんの腕あってこそですが…笑。ちなみに部位はサーロインです!

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牛の冷コンソメです!これは深い。
濃厚な肉の旨味のみを凝縮したコンソメの味わい
の深さには圧倒されました。
旨い肉を使ってるんだから美味しいに決まっている
とは山中さんの談ですが、本当に良い味わいでした。ひたすら牛肉のみ使っていると思えないほど
豊かな風味が広がります。

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ステーキは焼き加減お任せで!
レアなものが出てきます(*´∇`*)
口に含み噛めば噛むほど肉の旨味が出ると同時に
質の良い油特有の甘さが広がり、あっという間に
融けていく。噛むのがもったいないけど噛みたい…そんなジレンマを味わいました笑。

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牛カツも今回は注文しました。デミグラスソースが
とにかく旨いし、下味もついているので牛カツ単体でもズルい。これの合わせは恐ろしいレベルで思わず白飯食べました(*´∇`*)

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追い飯が我慢できないメニューですが、すっかり
ここに来たら頼まずにいられない身体になってしまったハンバーグ!これはハーフサイズですが、この
ハーフサイズがまた良し。
食べ方は中の卵を割って絡めて食べて、中盤までいったらご飯と混ぜて頂きます!
山中さん曰く、滅茶苦茶旨いとのことですが、正直凄く
美味しかったです。

飲み物合わせてしめて20,000円なり。
どんだけ飛ばしてるんだという話ですが、実際財布を圧迫してます笑。
ただ、全然コスパ上は高さを感じません。
是非一度行ってみてください!!

味は保証します。

はじめに

皆さん

はじめまして。

わんこと言います。

物好きにも当ブログを覗いてくださりありがとう
ございます。

まずはじめにいくつか留意点を述べておきます
ので、ご理解頂ける方のみ読んでやってください。

1.美味しかった料理のこととか、音楽のことを書きますが、完全に私見です。あくまで小生の感想なのでお手柔らかにお願いします。

2.気分で書くことが変わることがあります。音楽やご飯の話ばっかりではないかもしれません。

3.読み手向けの文章でなく、自分の頭の整理用の
記事も出てくると思います。なるべく公開するものなので、そこはある程度考えますが…。

以上、予防線も十分張らせていただいたので
そろそろ挨拶は終わらせていただきます。

次からは早速真面目なのを投稿していきます。